孤独

酒飲んでるときも、常にいる一歩引いた自分っていうのまで酔ってしまう気がするからね。酔ってる自分を見てる自分がいるから、「ああ、酔ってる酔ってる」って分かるけど、そのもう一方で見てる自分までおかしくなってきちゃうと、もうなんだか分かんなくなっちゃうじゃん。下手すっと、二つの人格が一致してしまう怖さがあるじゃん。それはイヤだよね。

孤独 (SB文庫)

孤独 (SB文庫)